「私が『練習を休ませない』施術にこだわる理由」

施術への思い

こんにちは。

やまだ鍼灸整骨院の山田です。

当院には、小学生から大学生、そしてプロアスリートまで、日々多くの「スポーツを愛する人たち」が訪れます。その中で、私がカウンセリングの際、患者さんや親御さんに必ずお伝えしている「信念」があります。

それは「できる限り、練習は休まずに治していきましょう」ということです。

一般的な整形外科や整骨院に行くと、多くの場合「まずは1ヶ月安静にしてください」「練習を休んで様子を見ましょう」と言われます。しかし、私はあえて逆のことを言います。

なぜ、私は「練習を休ませない」ことにこれほどまでにこだわるのか。

今日はその理由を、私の苦い過去の経験と、身体の仕組みの真実、そして選手たちの未来への想いと共にお話しさせていただきます。


1. 私の夢を奪った「安静にしてください」という言葉

私がこれほどまでに「休ませない」ことに執着するのには、原点となる出来事があります。私自身も、小学2年生から大学4年生まで、人生のすべてを野球に捧げてきた一人の野球少年でした。

転機が訪れたのは、大学2年生の時です。

肩にこれまでにない痛みを感じました。

「もっと練習したい」「レギュラーを勝ち取りたい」という一心で、近隣の病院へ行きました。

そこで言われたのは、あまりにも残酷で、かつ「当たり前」の言葉でした。

「肩の使いすぎです。しばらく安静にしてください。」

当時の私は、その言葉を信じるしかありませんでした。

大好きな野球を休み、じっと痛みが引くのを待つ日々。

しかし、少し良くなったと思って投げ始めると、またすぐに激痛が走る。その繰り返しでした。

最終的には肩に注射を打ち、痛み止めを大量に飲みながら野球を続けましたが、そんな誤魔化しが長く続くはずもありません。

結果として、私の肩は日常生活に支障が出るほどに壊れ、本気で野球を続けることができなくなりました。

あの時、もし「休ませる」以外の選択肢を提示してくれる場所があったなら

もし「なぜ痛むのか」という根本に踏み込み、動かしながら治す術を知っている先生に出会えていたなら。

私の野球人生は、もっと違う結末を迎えていたかもしれません。

「自分と同じような悔しい思いを、今の若い選手たちに絶対にさせてはいけない」 この時の強い後悔が、現在の私の施術スタイルの根幹になっています。


2. なぜ「安静」だけでは解決しないのか?

多くの医療現場で「安静」が推奨されるのは、炎症を抑えるためには理にかなっているからです。

しかし、スポーツ選手にとっての「完治」とは、単に痛みが消えることではなく

「戦える状態でフィールドに戻ること」のはずです。

ここに、「休ませるだけ」の施術の大きな落とし穴が3つあります。

① 筋力と感覚の低下

1ヶ月練習を休めば、痛みは引くかもしれません。

しかし、それと引き換えに、積み上げてきた筋力、スタミナ、そして繊細な競技感覚は失われます。

復帰した時には、以前の自分とは別人のようなパフォーマンスになってしまい、そこから元の状態に戻すまでにさらに数ヶ月を要します。

② 「痛みの原因」は休んでも治らない

これが最も重要なポイントです。

例えば、ひざが痛む(オスグッドなど)のは、ひざそのものが悪いのではなく、

「ひざに負担をかけざるを得ない身体の使い方」に原因があります。

安静にして痛みが引いても、動かし方のクセや筋肉のバランス(サボリ筋の存在)が変わっていなければ、

練習を再開した瞬間にまた同じ場所に負担がかかり、再発します。

③ 精神的なダメージ

選手にとって、仲間がグラウンドで汗を流している間に自分だけベンチで座っている、

あるいは家でじっとしている時間は、想像を絶するストレスです。

「自分の居場所がなくなるのではないか」という焦りは、

脳を緊張させ、実は自然治癒力を低下させる要因にもなります。


3. 当院の独自理論:サボリ筋とガンバリ筋

では、どうやって休まずに治すのか?

その鍵を握るのが、私が提唱している「サボリ筋」と「ガンバリ筋」の概念です。

私たちの体には約400個の筋肉がありますが、

すべてが完璧に動いている人は稀です。

多くの選手は、特定の筋肉がサボってしまい(サボリ筋)

その分を他の筋肉が過剰に頑張って補っています(ガンバリ筋)

  • ガンバリ筋: 常にオーバーワークで硬くなり、痛みを発症する(肉離れや炎症が起きる場所)。

  • サボリ筋: 筋力が低下し、関節を支える仕事を放棄している。

多くの治療院では、痛んでいる「ガンバリ筋」をマッサージしたりストレッチしたりします。

しかし、それは一時しのぎに過ぎません。

頑張りすぎている筋肉を緩めても、

サボっている筋肉がそのままなら、またすぐにガンバリ筋は悲鳴を上げます。

当院では、あえて痛みがある場所(ガンバリ筋)には触れないこともあります。

代わりに、徹底的な検査で「サボリ筋」を見つけ出し、

そこに正しい刺激を入れて「働かせる」のです。

サボリ筋が目覚めれば、ガンバリ筋は頑張る必要がなくなります。

その瞬間、痛みは劇的に軽減し、練習を続けながらでも治していくことが可能になるのです。


4. 「治る」のその先へ。自己新記録への挑戦

私が目指しているのは、痛みをゼロにすることではありません。

「治療に来る前よりも、パフォーマンスを向上させて現場に返すこと」です。

当院に通う陸上選手が

「痛みが取れただけでなく、100mのタイムが10秒台に入った」

野球選手が

「肘が治っただけでなく、球速が5km上がった」

という報告をくれるのは、このサボリ筋を改善し、

身体の連動性を極限まで高めているからです。

怪我で来院したことが、結果として「自分の身体と向き合い、さらに強くなるためのチャンス」に変わる。

これが、私の理想とするスポーツ整体のあり方です。


5. 迷っている親御さん、選手たちへ

「痛いけれど、レギュラー争いがあるから休めない」

「先生に『休め』と言われるのが怖くて、本当のことが言えない」

そんな悩みを抱えているなら、勇気を出して当院のドアを叩いてください。

私はあなたの「休まない」という覚悟を否定しません。

むしろ、その情熱を全力でサポートします。

もちろん、骨折や重度の組織損傷など、医学的にどうしても休止が必要なケースは稀にあります。

その際も、ただ「休め」と言うのではなく、

「この期間は上半身のここを鍛えよう」

「このトレーニングならできる」という、

前向きな代替案を必ず提示します。

あなたのスポーツ人生は限られています。

一分一秒を無駄にせず、最高の結果を出すために。

「休んで治す」から「動かしながら、もっと強くなる」へ。

私と一緒に、あなたの自己新記録への挑戦を再開しましょう!


やまだ鍼灸整骨院 院長 山田 佳弘

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